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「日食で安本美典氏著 心交社
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真説邪馬台国
天照大御神は卑弥呼である。
情報科学の立場から「邪馬台国=九州」 「卑弥呼=天照大御神」を論証する。
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を読んだ。内容分析学と数理文献学に基づいて邪馬台国の存在場所は九州であると論証している。
邪馬台国=大和説より、決定的に、九州だと展開している。
卑弥呼が魏に遣使したのは、西暦239年あるいは238年。卑弥呼の死去は,魏志倭人伝から、247か248年頃。中でも私の興味は、天の岩戸お隠れは、西暦247年と248年の日食ではないかとしている。九州では2年続けて日食が起きていると天文学者が言っているのが裏付けである。
卑弥呼の死を天の岩戸に隠れたと表現し、闇夜が訪れた。
天照大御神が、歌舞音曲により岩戸を細めに開けたのは、日食のダイヤモンドリンクの金色の光を表わしたのではないか。これが当時の人々の心に刻み込まれ、古事記や日本書紀の記述になったものではと推理している。
社名の ロックドア(岩戸)の一員としては多いに興味あるものである。
天照大御神の後継であろう神武天皇の東の征伐は、現実味を帯び、大和に天皇家政権が確立した。もっとも天皇という名称がつけられたのは、聖徳太子の頃らしい。
その前は 倭王である。
平成30年8月23日 斎藤 隆 記 |
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